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演劇と永遠

ブログです。かんだが文責です。

なんという詩的なタイトル。検索に引っかかってしまうわ。

 

当サークル、名を『演劇集団ところで』といいます。私は手続き上このサークル名を書くことが多いのですけれど、頭の『演劇集団』っていうのが鬱陶しいなあと最近思ってます。『魔法戦隊』みたいです。しかしかといって『ところで』とだけ書こうものなら一接続詞に成り下がってしまいます。『マジレンジャー』ならそれだけでも伝わるのに、面倒な。そんな融通の効かなさと戦う日々です。いいなあ『くるめる』さんとかは。

 

 

さてタイトル。演劇と永遠についてです。

例えば漫画やアニメーションなどで、登場人物の生活とそれに伴って起こる些細なトラブルを描くカテゴリのやつ、あるじゃないですか。サザエさんとか。あれに出てくる人たちって、大抵老いたり死んだりとかしませんよね。それが描かれる前に作品が終わりますよね。だからあれって不老不死なんですよ。だって老も死もそのキャラクターにおこらないんですから。我々と違って。

演劇に限らず、創作活動を行うのは人です。必老必死です。ですが描かれたキャラクターは死ぬことはありません。死んでいないということで、永遠に生き続けます。もちろん有限のシチュエーション・セリフに限った話ですが、どうせ永遠に生きていればこの世のあらゆるシチュエーションもやり尽くすので、一緒です。誤差です。半永久的に生き続けます。

んでもって演劇はその永遠の命をあなた自らが演じるという形でこの世に送り出せるのです。素敵!これはもう演劇をするしかない!ほらほら。ほらほら。

 

人が死ぬ劇でも、その人が死ぬまでは生きていたのですから、一緒です。演じられることで永遠に死ぬまで生きることができますね。ね!いつでも見返すことのできるアルバムのようなものです。素敵ですね。

 

 

…アルバムでいいですね。

負けました。

これで勝ったと思うなよ。

 

以上、名前負け企画でした。

 

 

 

演劇集団ところででは、手軽に永遠を生み出したいあなたを年がら年中歓迎いたします。

右下の連絡先よりお問い合わせください。